DPFとは、排ガス浄化装置「ディーゼル微粒子捕集フィルター」のことで、Diesel particulate filterを略してDPFと呼ばれています。 DPFの不具合(詰まり)はアッシュ(エンジンオイルに含まれている金属)が溜まることで起こります。 DPFの詰まりによるフィルター機能の低下は排気ガスの流れが悪くなり、「燃費の悪化」「パワーダウン」など多くのトラブルの発生原因となります。 定期的に洗浄することで予期せぬトラブルを未然に防ぐことができます。
DPFはメーカーごとに点検や交換の時期が決まっています。
私たちは高額になりがちなDPFの洗浄を特殊な洗浄剤を使用することで焼き付いたエンジンオイルや硫黄分、プラグ化したアッシュなどを完全除去します。また、洗浄した際に発生する排水や汚泥成分は特殊な凝集剤で凝集させて適正処理しています。
DPFがきれいになっても、地球環境を汚したのでは本末転倒です。
私たちは環境保全に力を注ぎ、DPF洗浄を行っています。
トラック・バスメーカーのDPF点検・交換の目安
トラック・バスメーカー | DPF |
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日野 | 1年 or 25万km点検および清掃 |
いすゞ | 1年点検および清掃 |
ふそう | 3年 or 30万km清掃 |
UD | 2年交換 |
走行距離がかさんだ車齢の高いDPマフラーや、強制再生・自動再生のアラームが頻発するDPマフラーでは、DPFクリーンシステムでの洗浄により延命効果が期待できます。
ススやアッシュなどで閉塞を起こしているDPマフラーは、当該洗浄により性能を回復することができます。 しかし、外見では判断しづらい内部に破損を起こしているものは回復しないものもありますのでご了承ください。
DPFの洗浄は特殊な洗浄剤と経験に基づく匠の技によって成り立っています。
STEP01
STEP02
STEP03
凝集剤を使用することで、綺麗な水とフロック(主成分はアッシュや煤)に分離される。
STEP04
アッシュや煤は、水と分離され産業廃棄物として処理業者さんによって適正処理されます。